top of page

教育紹介

 

・何が学べるか

「環境政策論」では、「持続可能」な社会の実現のための(地球)環境政策の基礎的な分野と事項、特に、参加・協働型の政策形成、環境にお金を払う仕組みであるPES(生態系サービスへの支払い)の理論と実践についてのケーススタディを含めて、グローバルな視点から学ぶ。「森林環境政策」では、森林環境管理の考え方が国際的に紛争を経て幅広い生態系立脚型に展開してきた歴史的な経緯、参加・協働・エコシステムアプローチの理論と実践、地球レベル・国内外の森林保全問題を中心に学ぶ。また、英語科目「Environmental Resource Management Policy」および「Global Forest Conservation Policy」は、それぞれの日本語講義の英語版である。また、学部生向けオムニバス講義:「地球環境学への招待」においては、「地球環境政策入門:環境にお金を払うPES(生態系サービスへの支払い)という仕組み」を講義。

 

・ゼミの紹介     

日本語と英語で別々に実施するが、それぞれの学生間の交流を促すことでグローバル人材の育成に資するとともに、枠に捉われない発想やアイデアの芽を育てることを目標にする。輪読とディスカッションを主体に実施。各自が選んだテーマについて取り組み、発表し、皆で議論する機会を設けることで、研究の基本姿勢や分析力を身につける。「ソフィアの森」や森林ボランティア活動などでのフィールド活動や学外での研究会などへの積極的な参加を促し、理論と実践をバランス良く学ぶ姿勢を重視する。

 

・「ソフィアの森」について

 2017年に国有林と協定を締結し、フィールド学習等の目的で長野県軽井沢町の浅間山国有林内を活用するために設定された。毎年、1~2回程度の現地研修を実施してきており、2019年にはパンフレットも作成された。主要な研修内容としては、森林測定(炭素量)、植物調査、野鳥・昆虫調査、歩道整備活動など。なお、2020年4月に協定が更新され、エリア面積が当初の5.53ヘクタールから21.98ヘクタールに拡張された。

bottom of page