2019年6月25日
「環境にお金を払う仕組みーPES(生態系サービスへの支払い)が分かる本」(大学教育出版)
自然の恩恵を無償で享受できる時代は終了した。我々が維持していく手法について、世界の潮流と最新の理論を紹介した環境時代必読書である。(月尾嘉男 東京大学名誉教授)
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本書では、自然環境の恵みである「生態系サービス」に対してお金を払う仕組みである「PES(生態系サービスへの支払い)」という取り組みが生まれた背景、仕組み、実際の事例について国際的な視点で最新の知見をまとめました。環境がただでなくなりつつある今日、環境を守るための革新的な解決策のための多くの有益なヒントが含まれています。
「エコ・フォレスティング」 (日本林業調査会)
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世界の森を守り、活かすための新たな方策は何か?それは、森に対する画一的で視野が狭い見方・考え方から脱皮することです。本書では、欧米諸国等の20世紀後半以降の森の取り扱いについての思想と手法をめぐる歴史的経緯を振り返ってこのことを明らかにするとともに、今日不可欠となりつつある生態系アプローチと参加・協働などの考え方を事例に基づいて分かりやすく解説しています。
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